
2021年1月17日
野締めは、そのまま放置することを言いますが、魚も生き物であるため、体内に血を多数持っている状態。
生臭さの原因は血。
これを体の外に出すことにより、生臭さが消えます。
活〆は、この魚の臭みを失せるためのもので、鮮度管理上避けて通れない方法。
一般的に魚は活絞めと野締めでは、価値が全く変わります。
品質が全く違うのです。
魚種や用途にもよりますが、魚屋さんは野締めには通常手を出しません。
今回はウツボですが、他の魚も野締めは赤みがかっています。
もちろんこれは血が回っている状態。
活〆の方は身が真っ白。
鍋や煮つけ、もしくは当日食べるのなら余り差異がなくても、お刺身や翌日以降食べるのなら、活〆して血抜きを行いましょう。
#魚の鮮度#鮮魚のレベル#活〆と野〆の違い