


和歌山南紀の地方色、うつぼ干物の販売方法を検討中。硬いのでカットして小袋に入れれば、手軽に買ってもらえるかも。

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下半身が唐揚げにされてきたのは、理にかなっています。
ウツボ料理というと鍋とタタキが定番ですが、天ぷらやかば焼き、煮付け等々にも向いています。
うつぼ=コラーゲンというのは、専門的にはヒドロキシプロリン(Hyp)という成分がコラーゲンの安定化させ、肌の合成、表皮細胞の増殖を促進させる働きがあるのです。
皮の20%がコラーゲンであることがわかりました。
ウツボ博士こと和工専土井教授。
そもそもコラーゲンとはタンパク質の一種で、たんぱく質総量の約3割あると言われています。
ウツボと言えば高知県が有名ですが、和歌山南紀でも昔から食べてきたのです。
高知は生、和歌山は干物が多い風習があるようですが、小さいころから鍋、から揚げ等々たくさん食べてました。
この度、水槽で泳がせているうつぼをさばいて鍋用に、一口大に切り、そのまま食べれるように販売することとなりました。 とにかく美味しいのです。
初めて食べる人は鍋料理がおすすめです。スッポンより多いコラーゲンをたっぷりお楽しみください。 独特の食感がたまりません。
女性陣は、翌日は肌がツルツルになったと、喜ぶ人は少なくないようです。
鍋は食べ終えた後の出汁、これにコラーゲンがたっぷり残っています。これだけでサプリメントよりはるかに効果が高いのではないでしょうか? しかも天然素材(笑)。
ナチュラル以外何物でもありません。純度100%のフィッシュコラーゲンです。
アルギニンをはじめ、DPA(ドコサペンタエン酸)も大量に含まれており、これらは滋養強壮に効果があることはよく知られていますが、血流の流れを良くし、動脈硬化防止、老化防止、記憶力向上にも役立ちます。
(土井教授) 鉄分やカルシウム、EPA、DHAも含んだ、まさに栄養素の宝庫。 これが魔法の魚と呼ばれる理由です。
美容と健康に、これ以上の魚、食材は有りません。 しかも激ウマです。 ウツボを食べて、美味しくないと言った人は聞いたことがないのです。
活〆ウツボは約1キロと言われても困りますね。調理すると約3から4人前です。 1匹丸ごとさばいて5,000円。 内臓は処分しますが、美味しい頭は是非食べて下さい。
グロテスクで初めて見た人は驚くかもしれませんが、SNS映えします(笑)。 個人的に最も美味しいのは頭だと思っています。コラーゲンが半端なく多いのです。
さばくには90分お時間が掛かりますので、ご予約が便利です。 週末は特に混雑することもあるので、数時間お待ちいただく可能性もあります。
ハンマーで頭を叩いてもなかなか死なないほど、強靭な生命力があります。 氷締めするしかないのです。その後活〆します。これだけで15分かかります。
これだけ良い材料がそろっているのに普及してこなかった理由は、さばくのが大変むずかしいから。
他の魚にはない独特の構造で、骨が多数入っており、しかも開いても見えず包丁を入れて手探りで探すしかないのです。
かなりの経験が要るので、魚屋さんでもさばけない人は多いのです。 釣太郎キッチンはベテランですが、この1年で数百本さばいて練習してきました。
ただ完璧とは言えず、万一骨が残っていたらご容赦ください。 サンプルとして、他社から片っ端から取り寄せ試食しましたが、やはり骨が残っているものも少なくありません。
それほど難しいのです。 ただ逆説的ですが、それ承知でも美味しくて体に良いのです。 これほど栄養素を備えた生物が他にあるのでしょうか?