


養殖のシマアジ。 4日熟成後に、刺身と塩焼きで頂きました。

~尺アジの刺身~ 魚は厳冬期が絶品!! 越冬のために身に脂肪を蓄えており、醬油に浸けると脂が広がります。

機会があり、年なしチヌが我が家に・・・
地元の大半の方は、釣っても、持って帰らない魚です。
理由は、クサい、マズイ・・・・
ネットでも「クロダイ 味」で調べると、真っ先にマズイとの文字が。。。
とはいえ、先入観でマズイ。という烙印を押されている可能性があります。
自分も、実際には食べた事が無いので、食わず嫌い。という感じです。
見た目は悪くなさそうなので、期待して持ち帰って見ました。
50㎝もあると大きいです。
見た目は真鯛を真っ黒にした感じの魚。
見た目に関していえば、魚界の中でもトップクラスにかっこいいですよね。
黒い鯛ですから。
捌いてみると、卵がパンパン。
血抜きをしていなかったようで、まな板が血まみれに・・・笑
色だけは真鯛になりました。
うっすら内臓脂肪有りました。
釣った初日に捌いているので、身は傷んでいません。
そこまで血も回っていないでしょう。
一旦、頭と胴体を分けて3日間熟成。
捌いている時の感想ですが、クセェですw
内臓が臭いわけではなく、体表が臭い感じ。
捌いているときに出た肉片をそのまま食べてみましたが、飲み込めず吐き出してしまいました。
そもそも、何故そのまま食べたんでしょうかね。
大丈夫か?コレw
とはいえ、しっかりと処理をすれば美味しくいただけるはず!
3日後・・・
案外、血が回っていなかったので状態はいい感じ。
真鯛もそうですが、身は柔らかいです。
腹側は、刺身と焼き霜です。
見た目は脂が乗っていて美味しそうです。
いざ実食!
チヌの大トロの部分です。
チヌトロ。
食感は物凄く柔らかいです 真鯛と同じ食感です。
しかし、味は絶品でした!! 濃い甘みと旨味!
昔っからの先入観があるので、パクパクは食べれませんが、知らない人に食べてもらうと、全員が旨い!という味です。
焼き霜の方も、皮目がコリっとしていて美味です。
案外、チヌも美味しいかも??
背中の身はぶつ切りに。
火を通した料理にしてみましょう。
揚げ出し豆腐とチヌのあんかけ
見た目はすごく美味しそう。
不味くなりようがなさそうですが・・・
口に入れた瞬間の食感は、硬い。という感じ。
味はイマイチ・・・・
後味で、物凄くチヌの臭い部分が突き抜けてきました・・・
刺身は美味しかったのですが・・・
加熱をしたことによって、身が固まった。+臭みも凝縮された。という感じです。
南紀和歌山地方で、余り好んで食べられない理由を存分に味わってしまった回になりました・・・笑
料理法によっては美味しくいただけるのでしょうか・・・