


気軽で楽しい春の鯉(コイ)釣り

春以降は鮮度保持が特に大事な季節。 氷、〆る、血抜きの3つのポイントについて徹底解説。

まず、朝は水温が低く、水中の酸素濃度が高くなっています。
これは、夜間に水が冷えて酸素を多く含むようになるためです。
魚は酸素を必要とする生物なので、水中に酸素が多いと活発になり、餌を探しやすくなります。
また、水温が低いと魚の代謝も低くなるため、エネルギーを消費しなくて済むので、餌を取りやすくなるということもあります。
さらに、朝は日の出前の時間帯であるため、魚が活発になる時間帯に重なっています。
日が昇る前には、魚は夜間に獲物を追いかけたり、繁殖行動をしたりして疲れていることが多いため、朝の時間帯には腹を減らしている状態で餌を探し始めます。
そのため、朝にはより多くの魚が餌を探しているため、釣りがしやすくなると言われています。
また、朝は風が穏やかなことが多く、水面が静かな状態になるため、魚が泳ぎやすく、餌を見つけやすくなるという点も挙げられます。
以上のように、水温や酸素濃度、魚の活発な時間帯、水面の静かさなど、様々な要因が重なって、朝に魚が釣れやすい環境が整っていると言えます。
まず、夕方は昼間よりも日差しが弱くなり、水温が下がり始めます。
このため、水中の酸素濃度が上がり、魚が活発になります。
また、日中は太陽の光が水面に反射して、水中が明るくなるため、魚が気を張ってしまっているということもあります。
夕方になると、日差しが弱まるため、水中が落ち着いて、魚が餌を探しやすくなります。
さらに、夕方は夕食時ということもあり、魚が活発に餌を探し始める時間帯でもあります。
魚は日中に疲れていることが多いため、夕方には空腹状態で餌を探し始めます。
そのため、魚が餌に飢えている状態にあることが多く、釣りがしやすい環境になっていると言えます。
また、夕方は夜に向かって暗くなっていくため、夕暮れの時間帯には水中の餌の動きがより目立ちます。
魚は視力が優れている生き物であるため、夕暮れ時には餌の動きをより鮮明に捉えることができます。
以上のように、夕方には水温や酸素濃度が魚にとって適した状態になるほか、夕食時や夕暮れ時には餌を探しやすい環境が整うため、釣りがしやすいと言われています。
自然相手で、全ての日に当てはまるか。と言われれば、その限りではありませんが、朝と夕方の時間帯を狙うには十分すぎるほどの理由があります。
特に群れで行動する魚(アジやイワシ、青物など)については、朝夕に釣れやすいです。
普段、お昼に釣りに行っているけど、余り釣れない。
という方は、早起きして早朝に釣りに行くor仕事終わりの夕方1時間だけでも狙ってみては?
今までと違う世界を見せてくれるかもしれませんよ。