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熟成グレの刺身


うなちゃんのおいしいグレの食べ方
[熟成グレの刺身]

刺身は1~2日のうちに食べないといけないと思っている方も多いと思いますが、

熟成させれば旨味、甘味が断然に増えます。
最先端の寿司は魚をどう熟成させて旨味を引き立てるかがキーポイントになってるらしいですよ。
なので最近は熟成を研究しています。
まずウロコと内臓を取り除くのですが、頭や尾びれは絶対に落とさない方がいいです。
切り口から水が入り、身が水っぽくなるのと、そこから締まっていってしまいます。

それからきっちりと水分をふき取り、リードペーパー→タオル→新聞紙→ビニール袋の順にかぶせます。

冷やしすぎると身が逆に締まってきて悪くなる為です。
5℃~10℃ぐらいがいいと思います。
あとは冷蔵庫で寝かせるだけです。
水気が出ていれば途中でリードペーパーを交換して下さい。
どうしても下側の身が悪くなるので、1日1回は上下裏返した方がいいです。
40センチ前後なら6~7日、
35センチ前後なら5~6日がちょうどいいと思います。
ちゃんと保存しておけば7日目に捌いてもこんなにきれいな身をしています。

これは7日目に捌いた写真です。
*傷んでいるような臭いがした場合は食べないておきましょう
*他の魚でも可能ですが、あくまでもこれはグレの場合です
よかったら一度試してみてください。
旨味、甘味は当日たべる2倍~3倍ありますよ~

普通の造りもいいですが、たまには薄造りにしてポン酢で食べてみるのも高級感が出ていいですよ。
薄造りは普通の造りの要領でギリギリまで薄く切ります。
切る時のポイントは、刺身包丁の根元から先までを全部使って
一発で引いて切る事です。
あと、盛り付けるときに動画の様に包丁で下の部分を引っ張りながら右側を立てるように盛り付けると、立体間が出てお店で出てくる薄造りに変身しますよ。
慣れればそんなに難しくないので、一度チャレンジしてみてください。